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はりきゅう治療院 雅の施術《3本の柱》

はりきゅう治療院 雅のこだわりは、
“患者さんの感性治癒力を呼び覚まし、幸せに貢献すること” です。

患者さんの幸せ

その目的を達成するため、大きく分けて3つの柱となる施術方法があります。
なぜ、このような様々な方法が必要なのか?

それは、全く違う患者さんの状態に対応し、早期回復へ導くためです。
性別、年齢、身体の大きさ、体質、病歴、生活スタイル、食生活、
その全てが違うため、幸せという頂きに向かう手段は複数ある方が達成しやすいのです。

たとえば、富士山登頂(幸せ)というゴールがあるとします。
1つのルート(治療方法)が封鎖されていても、他のルート(治療方法)で登ればいいですよね。

多様な施術方法(ルート)を用意し、あなたの感性で自ら治ってもらい幸せに貢献する。

それが雅のスタイルです。

雅のスタイルを形にした施術方法をご紹介いたします。

目次


① はりきゅう治療


はりきゅう治療は、WHO(世界保健機構)も様々な効果があると認めています。
実際、当院でも糖尿病はもちろん、運動系、神経系、循環器、呼吸器、消化器、内分泌器、婦人科などに関わる多くの疾患で効果をあげてきました。
(参考:wikipedia「鍼灸」より)

鍼治療

「はりきゅう」を治療方法として採用できるのは、“国家資格”を取得した者のみです。そのため、あらかじめ技術と知識を保障されていて、効果が高い治療法といえます。
それでも、やっぱり最初は不安があると思います。

“はりは痛いんじゃないの?”
“お灸は熱いんじゃないの?”
“血は出ないの?”
“ヤケドするかな?”

私も初めは同じ気持ちでした。
だからこそ、患者さんの「安心」のために技術を磨きに磨き、工夫を重ねてきました。
別のページで探求の過程をご紹介していますので、よろしければご覧ください。

痛くない鍼治療「5つの工夫」
心地いいお灸「6つの工夫」
この探求が実って、施術が始まってしばらくするとスヤスヤ眠ってしまう方が多いですよ。


② 温熱刺激療法


お灸も温熱療法の一種ですが、当院ではそれ以外にイトオテルミーを使用し施術を行います。


●イトオテルミー

温熱療法イトオテルミー

イトオテルミーは、厳選した数種類の薬草(漢方)を線香状にしたものを点火し、その薬草の成分と、熱を肌にあて身体を温めることで効果を得る療法です。
おだやかな香りと温かさが感覚神経や自律神経に働きかけ、筋肉のこりや痛みを和らげ、疲労回復、胃腸の働きを活発化するなどの効果が見られます。
初めての方は、その優しい温かさに「気持ちいい~!何ですか、それ?」と驚かれます。

この温熱療法の目的は、2つ!「HSPの活性化」と「自律神経の調整」

温熱療法イトオテルミー

温熱療法の目的1「HSPの活性化」
糖尿病の方が温熱療法などで体温を上げ免疫力を高めることは大変有効です。
なぜなら、糖尿病の方の死因第一位は癌だからです。
その予防として近年、体温を上げる重要性が注目されています。

例を挙げると
・体温が1度下がると免疫力は37%下がる
・ガンは35度で活発に分裂し43度で全てのガン細胞は死滅する
と知られるようになってきました。
(悪性な細胞ほど熱に弱く、39度辺りから死滅するとも言われています。)
また、体は水分を除けば、ほとんどがタンパク質です。
身体の不調は、このタンパク質が様々なストレス(過労、病気、紫外線や物理的刺激など)にさらされ傷つくことで現れます。

そこで、
傷ついたタンパク質の「保護・修復」を促して元気な細胞に戻してくれたり、
壊れたタンパク質の片付けを助けるタンパク質があります。
これを熱ショックタンパク質(HSP:ヒートショックプロテイン)と言います。
このHSPは、その名の通り身体(細胞)に温熱刺激を与えることで増える、ということも分かってきました。

このような研究結果から、温熱刺激は糖尿病の方に重要と考えて取り組んでいます。
(参考)からだを温めると増えるHSPを必ず治す 伊藤要子

温熱療法の目的2「自律神経の調整」
温熱療法は、自律神経をターゲットに行います。
なぜなら、糖尿病の合併症は末梢血管の障害が進んだ結果だからです。

温かい温熱療法は、副交感神経にアプローチして血管を弛めるので血流が良くなります。
この変化が起こることで血管が細く合併症(失明、腎不全、足の切断など)が起こりやすい所の細胞にも栄養が供給されます。
同時に疲労物質も体外へ排出されて疲れにくい体質をつくります。
その結果、糖尿病の合併症を予防することができますし、冷え症や肩こり、不眠、頻尿などの様々な不快な症状の改善になります。


イトオテルミーの効果として、下記の効果が得られます。
画像の説明


③ 手技療法


当院では骨格への矯正手技は行わず、杉浦式ツボタッチ療法、トリガーポイントリリース、ゆらし整体といった手技療法を行います。

なぜなら、しっかり身体を観察し、不調を改善するツボの見極めができれば、ひとつのツボに触れるだけで身体はどんどん良くなるからです。

良くなるというのは、
痛みがなくなったり、
関節の動きが良くなったり、
腸がグルグル動き出して便秘の解消につながったり、
ということです。

身体は、ちゃんと治り方を知っているので、治るきっかけ(刺激)をあげれば自分の感性で治ります。当院では、これを感性治癒力と呼んでいます。

また、骨格の不正は、骨と骨をつないでいる筋肉や靱帯の緊張や捻じれから起きるので、強制的に矯正しなくても、上記の要領で自然に歪みのない状態に戻ります。

当院では、こういった考えのもと手技療法を行っていきます。
また、トリガーポイントリリース、ゆらし整体など手技療法は、鍼灸治療と併せて行います。
なぜなら、併用することによって、鍼灸治療だけの場合や手技療法だけの治療よりも身体に負担なく効果を発揮させることができるからです。

このように、鍼灸・温熱療法・手技療法のいずれも優しい刺激でアプローチしています。強制的な強い刺激ではないので、患者さんはスヤスヤと寝てしまうほど心地よいみたいです。

当院では、この3つの治療法を軸に患者様に合わせて行うことで、とても良好な結果を得ております。



④ その他補助的施術


当院では柱となる3つの治療法以外に、補助的に様々な治療法も行います。
(音叉療法・遠赤外線療法)

患者様一人ひとりの状況で使用することのある治療方法という位置づけです。
そのため、必ず行うということはありませんが効果的な治療法です。

また、患者さんからのご希望がある場合、有効と判断できる場合には行いますので、ご興味がございましたらご相談ください。

音叉療法

音叉療法

ニューヨーク州立大学とBIOSONIC社との共同研究により導き出された精神や意識や中枢神経に働きかける療法です。

ドイツの物理学者でノーベル賞を受賞したマックス・プランク博士は、
「すべては振動であり、その影響である。現実には何の物質も存在しない。全ての物は、振動から構成される。」と発表しています。

人体も同様、筋肉や皮膚、臓器に至るまで様々な固有の周波数という振動を持っています。
身心の不調は、この周波数の乱れた状態です。そこで、音叉療法で身心のバランスを正すとされる4096Hzの微細な音の波が身体に伝わり、共振することで体調を整えていく治療法です。

この振動によって、筋肉などの動きを担当している神経がリラックスすると、脊髄(背骨)を通って中央の神経活動(脳内の血流や情報の伝達など)まで正常に整えてくれます。


遠赤外線療法

遠赤外線治療器

ある大学研究グループによると岩盤浴で受ける遠赤外線によって、2型糖尿病の血糖値・中性脂肪・総コレステロールなど生活習慣病に関する数値が改善したという発表をしています。
当院では、遠赤外線治療器を第二の心臓といわれる足へ当てて使用することで、鍼灸や温熱療法との相乗効果を促しています。



遠赤外線効果として、

  • 自律神経調整
  • ホルモンバランス調整
  • 温熱効果
  • 血行促進
  • 新陳代謝促進
    などが挙げられます。

こちらも熱さを感じることのなく、足先までポカポカと心地いい治療です。
(参考)岡山大学大学院保健学研究科 上者郁夫教授の調査